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仕事で上手くいった手柄を横取りされたり、逆にミスを押し付けられたり・・・


従業員数300人程度の斜陽産業に勤務していたときの話です。

当時、徳田という上司が居ました。年のころは30過ぎで
若くして課長まで昇進していました。

その当時の専務から非常に可愛がられており
将来は徳田に後を任せる、とまで公言していました。

私が機械設計者として入社したとき、新規に機械を設計することになって
一つの機械の設計を任せられました。

若気の至りか、既存の方法よりももっと面白くて確実な方法で
そして、今までに無いやり方で作り上げてやる、そう意気込んでました。

当時、私の上司は榊原という調整だけが得意の技術者としてはいまいちだが
誠実な対応をしてくれる、殺伐とした会社の中でのオアシス的存在でした。

その榊原の下、短期間で設計を完了させ、機械を作ったわけです。

この機械を、徳田がいる部署に持っていき、テストを繰り返したところ、
いくつか問題点が出てきました。

自分が設計した機械の、固定方法がまずく、追加部品をつけなければ動いてしまう状況でした。

私は、それをみたとき自分のミスだから、修正をしたいと言いました。
ところが、徳田は
「君が大丈夫と思って設計したのだから、問題はないのだろう?」と
「いや、問題がないように思って設計したが、間違えていました。修正します。」
「いや、その必要はないよ。駄目だったら修正しよう」
「はい・・・」

と、結局、修正させてくれませんでした。

後日、会社内で設計していますと、専務が血相をかえてやって来ました。
「乙男!! 自分の失敗を大丈夫だと言い切ったらしいな!!」

全然、なんのことかわかりません。
この間の徳田の件は、自分の失敗を認めた上で、拒否されていますし。
頭に血が上っている専務に恐る恐る聞いてみました。

「徳田から聞いたぞ!! あんな動くような機械は使えないではないか!! なぜ、大丈夫と言い切った!!」

はめられました

これより前の話ですが、私が心血注いで全ての問題を解決する手法を編み出し、それで製作したところがあったのですが、これに徳田が噛み付きました。
徳田は、
「この場合は、これとこれがぶつかるがどうするつもりだ?」
「あ、その場合は、これをこうして回避します」
「じゃぁ、この場合は?」「あ、それはこうします」
と、全ての質問を論破してしまってました。
私は素直に「これだけのことを考えている」ということをアピールしたに過ぎないのですが
小心者の徳田には、「生意気なやつ」と写ったようです。
単純にいえば、私の評価を下げる狙いではめてきたのでした

専務に反論はしませんでした。
当時、入って間もない社員と、長年の子飼いの徳田とどちらを信じるか
何を言っても信じてもらえないと思われたので、
すぐさまミスを認めて平謝りに謝りました。

恐ろしい男です。入りたての社員をはめてきました。
 




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